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2015年10月22日 (木)

「ハンナ・アーレント」

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151022peace

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「もしわれわれが、自分の価値観に従い自分の経験に即して立ち上がらず、自分の確信や感情を犠牲にして、全体主義的制度への協力を一歩踏み出してしまうならば、協力するたびごとにさらにきつくなる網の目に捉えられてしまい、ついにはそこから自由になることができなくなってしまうのである、・・・」

矢野久美子著「ハンナ・アーレント」より

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ハンナ・アーレントは、学者として、ユダヤ人として、人間として、第二次大戦中の様子、体験、を、社会に発表しました。

知的で、冷静で、深い洞察力からなる、書籍、記事等は、多くの批判を受けました。

けれども、その時々の社会の流れ、世間の期待に、寄りかからず、媚びず、自らの研究、感性を、裏切ることはしませんでした。意見を曲げませんでした。

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「公的な生活に参加し、命令に服従した」アイヒマンのような人々に提起すべき問いは、「なぜ服従したのか」ではなく「なぜ支持したのか」というような問いであると述べた。

矢野久美子著「ハンナ・アーレント」より

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国会が終わったとたんに、「やり方がおかしい」と言い出した自民党の議員たちは、国会の間中、服従させられた、のだろうか?

「支持した」「賛成した」のではないの?その場で、言ってよ!

次の選挙で、自民党公明党を、落選させたい、という人の声をよく聞きます。

「今まで、自民党、公明党を支持したことは、間違いだった」という人は、まだ私の周りにはあまりいないけれど、どうしてだろう?

もう、支持してあげなくてもいいんじゃないかと思います。

この本の中に、今の日本の様子を知るための手がかりが、たくさんあります。

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たった今、偶然ですが、Twitterで、今年のノーベル文学賞を受賞した、ロシアの作家アレクシーエヴィチ氏の本のことを知りました。

日本で出版していたのは、たった一人の従業員の「群像社」という会社だったそうです。

まとめ記事を貼り付けます。

http://matome.naver.jp/odai/2144548300396864901

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