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2014年8月23日 (土)

ヨコハマグラフィティ

8月23日、横浜タカシマヤ開店55周年記念「ヨコハマ グラフィティ」を見に行きました。

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1960年代のヨコハマ。ゴールデンカップスというバンドを中心に、横浜の若者たちの音楽、ファッション、流行など、展示の他に、ゲストによるライヴや、トークショーなどがありました。

23日は、作家の山崎洋子さんと、俳優の金田賢一さんの、トークショーがありました。

ゴールデンカップスのエディ藩さんも、途中から、トークに参加し、生演奏もありました。

山崎さんのノンフィクション「天使はブルースを歌う」という作品がテーマで、金田さんは、その本の朗読公演をされています。

ずっと、読みたいと思っていた本でした。

戦後、国の政策で、進駐してくるアメリカ兵から、一般女子への暴行を避ける目的で、「特殊慰安施設協会RAA」という施設が、全国に作られました。

もちろん、ヨコハマにも作られました。焼野原になった敗戦国。やむにやまれぬ、様々な事情の女性たちがいたはずです。

そして、歴史の記録や、教科書に書かれることはなかったけれど、この世に長く生きられなかった、たくさんの嬰児たちが、外国人墓地に、置き去りにされたという、事実がありました。

私が、今、山崎さんからお預かりした「メリーさんへの手紙」に、つながります。

ゴールデンカップスは、バンドを売り出す時、メンバーのプロフィールを、全員「ハーフ」としたそうです。

60年代は、「ハーフ」の若者たちが、バンドや、モデル、俳優など、芸能界で活躍しだした時代でした。

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写真は、山崎洋子さんの「天使はブルースを歌う」

ゴールデンカップスのエディ藩さんの「丘の上のエンジェル」

作詞・山崎洋子 作曲・歌・エディ藩

子供たちの慰霊碑建設の事業を応援するために、制作されたそうです。

サプライズで、エディ藩さんの生演奏がありました。

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本にサインをしていただきました。「メリーさんへの手紙」を、来月、朗読させていただくことも、お話しできました。

今、夢中で、「天使はブルースを歌う」を読んでいます。

とても、辛い場面もありますが、山崎さんの、天然、体当たりな取材に、思わず、笑いそうになることも、たびたび。

また、森直実さんの撮影したエディさんや、森日出夫さん撮影のメリーさんの写真もあり、そのたび、飛び上がるほど、感動しながら、読んでいます。

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写真↑・森直実さん撮影、エディ藩さん

写真↓・森日出夫さん撮影、メリーさん

「天使はブルースを歌う」より

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時は流れて 街はうつりゆく

お客は急にやってきて 勝手な色に塗りつぶす

桜色した港の丘も 夕陽に染まる桟橋も・・・

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時は流れて 街は変わっても

私はどこへも行かないわ 私はここで生きてゆく

人が誰かのせいにして 忘れたふりでいようとも・・・

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