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2013年5月12日 (日)

バイバイ!サーカス

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横浜桜木町駅そばで、5月7日まで、サーカスが、開催されていた。

「サーカス」という言葉を、見聞きするだけで、ソワソワ、ワクワクするのは、何故だろう?

「サーカスが来た!」「行かなければならない!」ようやく4月末に、行った。

サーカスのテントは、遠景で何度か見ていたけれど、そこへ向かって歩いてゆくと、緊張と、怖さと、よくわからない想いで胸が痛くなって、とうとうこの橋の上で、泣いてしまった。

いよいよ時間が来てゲートをくぐると、バカでかい虎の絵に、期待が少しそがれて、平常心に戻った。

2時間半の公演は、すごかった。あっという間だった。どうして、あんなに、いろいろが同時に進行して、危険だらけの中で、くり広げられるのだろう。どうして、あんなに、全部が詰まって、隙間があるんだろう。

夢の世界は、いろいろあるけれど、映画や芝居は、演技だと気づきながらも、楽しんでいる。

でも「サーカス」から感じるのは、演技より以前に、実物がそこにあるという、説得力。生ものという、迫力。

それが「悲しさなんだ」という思い込みから、どうしてか切り離せない。私だけが感じているのではないと、思うけれど。

子供の頃の、サーカスの思い出も、その時の、いろいろな事情や状況が圧縮されていて、ただ純粋に、楽しいことだけを、上手く取り出すことが、できない。かさぶたを、また、剥がしてしまったような「しまった!」という想いに似ている。

1304circus3 ピエロ、アクロバット、マジック、オートバイ乗り、ライオン、シマウマ、キリン、象も、今、テントの外に、全部が、居る。

ライオンは、たてがみが、ウィッグかと思うほど立派で、動物園のライオンが見たら、自信を失くすかもしれない。

キリンは、見たこともないほど、大きかった。大きいだけで、勝者だった。

でも、なによりも、象は、忘れられない。優しくて、悲しくて、笑顔?が、忘れられない。

記念撮影は、有料(¥800)で、収益金の一部は、タイ国政府を通して、象保護のためエレファントホスピタル建設基金に寄付されているそうだ。

以前書いた記事。http://barairo-no-cafe.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-6ff8.html

象に「ごめんなさい」と言いたいけれど、でも、伝えるなら「ありがとう」しか、ないだろう。

「有り難い」って、いう意味を考えると、卑しい。嫌な言葉だ。気持ちにふさわしい、言葉を探している。讃える心を込めた、美しい言葉を、探している。なければ、作りたいよ…。

また来てね。元気でいてね。アイシテルヨ。バイバイ!サーカス。

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